新疆・吐峪溝石窟寺、発掘で陶器や生活用品などが大量に出土

2011/05/2415:18

中心柱窟壁画

 新疆ウイグル自治区・吐魯番(トルファン)地区の吐峪溝石窟寺で初の発掘調査が行われ、精巧な壁画、絹画、大量の文書の残片、陶器、彫刻、生活用品など、重要な文化財が相次いで発見された。国家文物局、中国社会科学院考古研究所、北京大学などの専門家は23日、トルファン市に集まり、これらの重大な考古学的発見をめぐる研究討論を行った。人民日報海外版が24日に伝えた。

 吐峪溝石窟が建てられたのは、古くは五胡十六国時代・北涼の統治時代にさかのぼる。北涼から鞠氏高昌国の時代、つまり紀元5世紀から6世紀ごろにいたるまで、吐峪溝では寺院の建造と石窟の掘削が大規模に行われ、徐々に高昌国の統治集団が運営する仏教の要地となった。

 中国社会科学院考古研究所、トルファン研究院、亀茲石窟研究院は2010年3月より、共同で吐峪溝遺跡の保護目的の発掘を行ってきた。

 1年間にわたる発掘により、調査された壁画の面積は200平方メートル、洞窟は56カ所にのぼり、文書の残片、絹花、木器、石器、陶器、彫刻、文具、織物、生活用品などが大量に出土した。

 驚くべきことは、出土した文書が漢語、ソグド語、チベット語、古代ウイグル語、ブラーフミー文字など、様々な文字で書かれていたことだ。これらの文書の発見はトルファンの歴史・文化研究にとって貴重な新資料となる。しかも大量の文化財が発見されたことにより、これまでに盗まれるなどで消失していた文化財との関係を裏付けることができ、これらの文化財を「本来の形にもどす」ことが可能となった。これは、吐峪溝石窟寺の全面的な研究にとっても重要な意義を持つ。

壁画の残片

「大般涅槃経」写本の残片

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