帰省のお伴はiphone–横行する「中国式見栄」

2013/02/1911:29

 旧正月の7日が過ぎると、その後半年は節約生活を送らなければならない—-。1970年代生まれや1980年代生まれの中国人は総じて、「中国式見栄」を張る傾向にある。故郷に錦を飾るために、「金持ち」を装い、メンツを保つ必要があるようだ。中国経済網が報じた。

○「故郷に錦を飾る」の風刺アニメがネット上で大人気

 「春節(旧正月、今年は2月10日)に『故郷に錦を飾る』行動指南」というアニメがネットで流行している。このアニメでは、ユーモア溢れるふざけた言葉で、幾分大げさではあるが決して嘘ではない、「故郷に錦を飾る」というパフォーマンスを演じたい帰省組の心理状態が細かく描写されている。とりわけ、地方から都市に出て働く臨時労働者にとって、「現金を持ち、実権を持ち、物質的に成功した人物のふりをする」心理状態に焦点が当てられている。「洋服のロゴが大きければ大きいほどカッコいい」「勤務先の提携企業は中石油か中石化。なぜなら、給油する人なら誰もがおなじみの企業だから」といった具合だ。

 某企業の人事部で働く張さん(女性)は、「やや誇張されてはいるが、このアニメは真実を伝えている。故郷に戻ると皆、自分が勤め先でどれほど重要人物であるかを語り、『辞めると言えば社長は絶対に自分を引きとめる』と吹聴する。わざわざ音量を大きくし、携帯電話を使ってQQ(インスタントメッセンジャー)に接続してみせる。年越しにはメールの着信音を最大にして、『年賀メールが多すぎて全てに返事が出来ない』とぼやき、親族に何か困った事が起きれば、『それほどたいしたことじゃない』とさらりと受け流し、旧友同士で集まった時には、『有名人と一緒に食事する機会があった』と自慢する」と話した。

○買うのは海賊版携帯、しかしどこまでも「金持ち」のふり

 2年前に大学を卒業した徐さん(女性)は、「1980年代生まれや1990年代生まれの多くは『月光族(その月の給料をほぼ全て使い果たす若者たち)』で、貯金はゼロ。しかし、彼らの真実の姿–つまりクレジットカードの借金が積み重なり、車も家も無い状態–を故郷の人々が知れば、『農村で畑を耕した方がいい』と言われるかもしれない」と語った。学生時代、彼女の実家は、周囲の人々にメンツが立つような日が来ることを信じて、彼女の学費をねん出するために切り詰めた生活を送っていたという。

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